ような傾向は、発展著しいこのアジア諸国でもなお強まることでしょう。 このような事情を背景として、我が国の周辺海域を巡る環境は厳しさの度を増しています。その分国民の監視の目も厳しくなってきていることを認識しなければなりません。海洋国家である我が国の国益を守るために、当庁の使命はますます大きく、当庁に向けられた期待も大きいのです。 この1年間の業務を振り返ると、新たな国際ルールの導入という問題、我が国を含む多国問の協力体制の構築という問題、また、国際協力の問題、さらには我が国と近隣の二国間の問題、それぞれに進展があったと思います。まさに国際関係の業務が大きく動いている時期にこの課で仕事をできたことは幸いでした。また、この間、一緒に仕事をした国際課の人たちを始め、ご指導、ご支援をいただいた方々に、心より感謝したいと思います。 (現新東京国際空港公団企画室長)
前ページ 目次へ 次ページ
|
|